2004-10-08
[Memory]ウンチ投げる人
ウンチのブログを作って、さて最初のネタは…と考えたのですが、やっぱり自分発のものがイイとおもうので「思い出」ネタを書いてみます。
それは、私が小学生の2年生の頃の思い出です。
当時の私は、学校から家には直接帰らずに、「学童」に通っていました。そこは、両親が共働きの子供を預かる場所として1階が学童になっていました。その2階は学童に通っていない子供もあつまる「児童館」になっていて、外にはちょっとした広場がついていました。
学童で宿題をする子もいましたが、私はそっちのけで外で遊んだり、児童館でマンガを読んだりして、夕方の5時くらいまで時間を過ごしていました。
2年生の秋頃のこと、いつものように学童に行くと、学童の先生が
「今日は皆さんにお知らせがあります」
とのこと。聞くと、来年の新入生が、1日だけ試験的にやってくるというのです。
「なかよくしてあげてネ」
という先生の話にうなずく私。
しばらくして、来年の一年生、つまり現在の年長さんがやってきました。私を含めて数人の学童の子供たちと、年長さんのみんなとで、広場で遊ぶことになりました。最初は、かくれんぼなどで遊んでいた気がします。
そのとき、誰かが犬のフンを発見しました。子供は「ウンチ」が好きなので、みんな集まってきました。学童のひとりが、そのウンチを棒でつっつきはじめました。当時、アラレちゃんがはやっていたので、ウンチを見ると棒でツンツンするのもはやっていたのです。
でも、ツンツンだけではすみませんでした。そのうち、一人が棒についたウンチを、まわりにいる子達に向かって投げ始めました。当然、クモの子を散らすように「わー」と叫びながら逃げます。すると、年長さんのひとりが、投げられたウンチのそばにやってきました。そして、その子は、素手でウンチを持つと、あたりにいた子供に投げ付けました!
すぐに
「うわー、コイツうんち手で触ったよ!」
という喚声があがります。すると、今度はまた別の年長さんが、ウンチを素手でつかみ、投げ返してきました。まわりにいる学童の子供は、小学生なので、さすがにうんちを手づかみする子はいません。でも、年長さんは、数人がウンコ投げに参加しだしました。まわりで「わー、きゃー」言ってると、年長さんたちにはそれが「刺激」になったようで、ますます調子づいてウンチを投げまくります。
私は逃げ惑いながらも、
「うわーマジかー!?自分が年長だったトキは、ウンコは汚いって分かってたぞ」
などと思っていました。
小学2年生の私が
「これだから今時の若いモンは…」
と考えていたかどうかは、いまとなっては思い出せません。とにかく、最終的には学童の先生が出てきて、ウンチ合戦は幕となりました。
翌年、ウンチを投げまくっていた年長さんも1年生となり、学童に入学してきました。去年の事件がある種「トラウマ」になっていた私は、3年生になっていました。そして、一つの重要な質問を、新入生の彼らにすることにしました。
「今でもウンチを触って、手で投げる?」
すると、彼らは言いました。
「もうウンチを手で触るなんて汚いことしないよ」
年長さんから小学生になって、彼らは立派な“大人”になったようです。少なくとも、ウンチが手で触るようなモノじゃないと“フン別”がつくほどには成長していました。
私は、これでウンチを投げつけられる危険は無くなった、と安堵しつつも、どこかしら“寂しさに似た気持ち”も感じていたように思います。こうやって、“大人”になっていくのかと。
以上が、小学生のころの鮮明な思い出です。ウンチに関する体験というのは、本当に脳の奥へ刻み付けられるものみたいです。あと、他人のウンチ体験を聞いている(読んでいる)と、自分のウンチ体験も甦ってくるものです。もしもこの文章を読んでナニか思い出したなら、思い切って皆さんのブログに書いてください。そして、できれば、トラックバックを打ってください。
ウンチにまつわるトラックバックを打ち合うことで、ウンコを投げ合った時のように=子供の頃のような体験、が得られるかも知れませんよ!?
それは、私が小学生の2年生の頃の思い出です。
当時の私は、学校から家には直接帰らずに、「学童」に通っていました。そこは、両親が共働きの子供を預かる場所として1階が学童になっていました。その2階は学童に通っていない子供もあつまる「児童館」になっていて、外にはちょっとした広場がついていました。
学童で宿題をする子もいましたが、私はそっちのけで外で遊んだり、児童館でマンガを読んだりして、夕方の5時くらいまで時間を過ごしていました。
2年生の秋頃のこと、いつものように学童に行くと、学童の先生が
「今日は皆さんにお知らせがあります」
とのこと。聞くと、来年の新入生が、1日だけ試験的にやってくるというのです。
「なかよくしてあげてネ」
という先生の話にうなずく私。
しばらくして、来年の一年生、つまり現在の年長さんがやってきました。私を含めて数人の学童の子供たちと、年長さんのみんなとで、広場で遊ぶことになりました。最初は、かくれんぼなどで遊んでいた気がします。
そのとき、誰かが犬のフンを発見しました。子供は「ウンチ」が好きなので、みんな集まってきました。学童のひとりが、そのウンチを棒でつっつきはじめました。当時、アラレちゃんがはやっていたので、ウンチを見ると棒でツンツンするのもはやっていたのです。
でも、ツンツンだけではすみませんでした。そのうち、一人が棒についたウンチを、まわりにいる子達に向かって投げ始めました。当然、クモの子を散らすように「わー」と叫びながら逃げます。すると、年長さんのひとりが、投げられたウンチのそばにやってきました。そして、その子は、素手でウンチを持つと、あたりにいた子供に投げ付けました!
すぐに
「うわー、コイツうんち手で触ったよ!」
という喚声があがります。すると、今度はまた別の年長さんが、ウンチを素手でつかみ、投げ返してきました。まわりにいる学童の子供は、小学生なので、さすがにうんちを手づかみする子はいません。でも、年長さんは、数人がウンコ投げに参加しだしました。まわりで「わー、きゃー」言ってると、年長さんたちにはそれが「刺激」になったようで、ますます調子づいてウンチを投げまくります。
私は逃げ惑いながらも、
「うわーマジかー!?自分が年長だったトキは、ウンコは汚いって分かってたぞ」
などと思っていました。
小学2年生の私が
「これだから今時の若いモンは…」
と考えていたかどうかは、いまとなっては思い出せません。とにかく、最終的には学童の先生が出てきて、ウンチ合戦は幕となりました。
翌年、ウンチを投げまくっていた年長さんも1年生となり、学童に入学してきました。去年の事件がある種「トラウマ」になっていた私は、3年生になっていました。そして、一つの重要な質問を、新入生の彼らにすることにしました。
「今でもウンチを触って、手で投げる?」
すると、彼らは言いました。
「もうウンチを手で触るなんて汚いことしないよ」
年長さんから小学生になって、彼らは立派な“大人”になったようです。少なくとも、ウンチが手で触るようなモノじゃないと“フン別”がつくほどには成長していました。
私は、これでウンチを投げつけられる危険は無くなった、と安堵しつつも、どこかしら“寂しさに似た気持ち”も感じていたように思います。こうやって、“大人”になっていくのかと。
以上が、小学生のころの鮮明な思い出です。ウンチに関する体験というのは、本当に脳の奥へ刻み付けられるものみたいです。あと、他人のウンチ体験を聞いている(読んでいる)と、自分のウンチ体験も甦ってくるものです。もしもこの文章を読んでナニか思い出したなら、思い切って皆さんのブログに書いてください。そして、できれば、トラックバックを打ってください。
ウンチにまつわるトラックバックを打ち合うことで、ウンコを投げ合った時のように=子供の頃のような体験、が得られるかも知れませんよ!?